外壁材の種類・色選び・工事の流れ ― 初めての外壁塗装の基礎知識
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窯業サイディング・モルタル・ALC・金属など外壁材別の塗装ポイント、失敗しない色選びのコツ、着工から完了までの工程と工期をまとめた、はじめての人向けの基礎ガイドです。
外壁材の種類別・塗装のポイント
外壁材によって、塗装で気をつける点や必要な工程が変わります。
- 窯業(ようぎょう)サイディング:現在最も普及している外壁材。目地のコーキング(シーリング)が外壁本体より先に劣化するため、塗装とセットでの打ち替え・増し打ちが必須です。
- モルタル:職人が塗って仕上げる外壁。ひび割れ(クラック)が出やすく、下地補修の良し悪しで仕上がりが大きく変わります。
- ALC:軽量気泡コンクリート。吸水しやすいので防水性の高い塗装が重要。目地も多く、コーキング管理が肝心です。
- 金属サイディング(ガルバリウム等):サビ対策のケレン・サビ止めが重要。比較的メンテナンス周期は長め。
失敗しない色選びのコツ
色は『小さな色見本』と『実際に塗った大きな面』で見え方が変わります。面積が大きくなるほど、明るい色はより明るく薄く、暗い色はより濃く見える『面積効果』があるため、イメージより少し落ち着いたトーンを選ぶと失敗しにくくなります。
汚れの目立ちにくさも実用上は重要です。真っ白や真っ黒は汚れ・色あせが目立ちやすく、ベージュ・グレー・アイボリーなどの中間色は汚れが目立ちにくい定番です。屋根・付帯部・サッシの色との相性、近隣の景観や地域のルールも確認しましょう。
塗料の色は必ずA4以上の大きな色見本(できれば日向と日陰の両方)で確認し、ツヤの有無(ツヤあり/3分ツヤ/マット)も決めておくと、業者との認識のズレを防げます。
着工から完了までの流れと工期
一般的な戸建ての外壁塗装は、おおむね10日〜2週間が目安です。流れは次のとおりです。
①足場の設置・飛散防止ネット → ②高圧洗浄(汚れ・旧塗膜を落とす)→ ③乾燥 → ④下地補修・コーキング打ち替え → ⑤養生(塗らない部分の保護)→ ⑥下塗り → ⑦中塗り → ⑧上塗り(基本は3回塗り)→ ⑨付帯部塗装 → ⑩点検・手直し → ⑪足場の解体。
雨天が続くと工期は延びます。『3回塗り』は塗料の性能を出すための基本工程で、ここを省く(2回塗りで済ます)のは手抜きの典型。工程ごとの写真を残してもらうよう依頼すると安心です。まずは『適正価格シミュレーター』で我が家の条件の概算を出し、複数社の見積もりを同じ条件で比べましょう。